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          ワクワクみらい通信 
    
                                       2012.08.20 vol.301



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こんにちは、ヒューマンリソースみらいの荒木 康之です。
いつもメールマガジンをお読み頂き有難うございます!

夏休み明けでメルマガも再開です。

先回のメルマガから2週間経過する間に、消費税増税法案が成立しましたね。


それだけではなく、複数の社会保険関連法案や、労働契約法の改正など非常に大
きな動きが立て続けにおきました。

労働契約法の改正8月10日公布、10月1日施行
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002hc65.html

社会保障・税の一体改革8月10日成立
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/syakaihosyou.html

パートタイマーへの社会保険の適用拡大が4年後の28年10月から500人超
を雇用する企業から適用される。

産前産後休業の間は、社会保険料が免除になる。

年金の受給資格期間が25年から10年に短縮される。

5年以上契約更新している有期契約労働者が希望する場合には、無期雇用契約に
転換する。

などなど大変大きな影響を及ぼします。

今後もこのメルマガやセミナーを通じて、詳細な情報と対策をお届けしていきま
すので、よろしくお願いします。


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●トピックス

 【1】コンサル荒木のコラム 「残業時間に上限はあるか」
 【2】良い労務の情報はこちらからどうぞ 4166.jp
 【3】編集後記 


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  【1】コンサル荒木のコラム「残業時間に上限はあるか」

労働基準法では、原則的に一日8時間を超えたり週40時間を超える労働を禁止
しています(法32条)。

例外的に時間外や休日労働を行う場合には、書面で労使協定を結び届け出ること
で、協定に定める時間を残業や休日労働させることが出来ます(法36条)。


では労使協定さえ締結すれば、残業は無制限に行うことが出来るのでしょうか?


答えは ○ 


でもあり × でもあります。


旧労働省から出されている「時間外労働の限度に関する基準」(平成10年労働省
告示第154 号)があります。

ここでは労働時間を法定を越えて延長することが出来る時間の限度が下記のよう
に定められています。

1週間   15時間 (14時間)
2週間   27時間 (25時間)
4週間   43時間 (40時間)
1ヶ月   45時間 (42時間)
2ヶ月   81時間 (75時間)
3ヶ月  120時間(110時間)
1年間  360時間(320時間)

※カッコ内の数字は一年単位の変形労働時間制を採用している場合の限度時間


この上限時間だと、月に45時間までしか残業させることが出来ないとなってお
ります。

しかしこの数字、現実的ではない感じがしますね。
もっと多くの残業をしている会社は沢山あります。

7月25日の東京新聞に、東証一部の売上上位100社の36協定を調査したと
の記事が掲載されていましたが、7割以上の企業で月80時間を超える協定がさ
れているとありました。

協定時間の最も多いのは、大日本印刷の月200時間だそうです。

どういうことでしょう。


実は特別条項付の36協定を締結すれば、限度時間を延長して残業をさせること
が出来るとなっています。

特別条項付の延長協定を結ぶための要件は以下の4点です。

(1)限度時間を越えて労働させる必要のある特別の事情
    (臨時的なものに限る)

(2)特別延長の手続き

(3)特別延長の時間(特に制限は無い)

(4)特定労働者の特別延長の回数(一年の半分まで)


このように特別条項付の36協定を締結すれば、報道に有るような長時間の時間
外労働をさせることも可能になります。

ただし労働基準法の改正により、月60時間を超える時間外労働をする場合には
賃金の割増率を5割以上にしなければなりません。

対象とならない場合でも、特別条項付の協定において、45時間を超えて60時
間までの割増率、60時間を超える割増率を定める必要があります。


さて、ここまで書いていることですと、最初の質問の答えの○の解説です。

×の場合とは何でしょう?


それは従業員の健康と安全を確保していくための基準からみた場合です。

厚生労働省は、労働時間と労災の関係で、過労死やうつ病の認定基準に長時間労
働の時間基準を明確にしています。

これのデッドライン(いわゆる過労死ライン)は月80時間となっています。

月に80時間を超えて恒常的に時間外労働をさせている場合には、労災認定され
る可能性が高くなります。

昨年12月26日には、精神障害(うつ病)の認定基準が改正され、一月に16
0時間を超えた時間外労働を行い精神障害を発祥した場合には、即労災認定を行
われるようになっています。

企業には、従業員の健康と安全を確保していく「安全配慮義務」があります。

安全配慮義務の観点から言った場合の上限時間は月80時間であり、最初の質問
の答えは×となるわけです。

協定の時間がイコール残業の実態というわけではないでしょうけど、大手企業の
実情を明らかにした東京新聞の報道の価値は大きいと思います。


時間外労働を行なわせるには、手続きを含めて多面的に考えていかなければなり
ません。

出来ないというより、どうすれば出来るのかも真剣に考え、実行しなければなり
ません。

是非専門家の力を活用してください。




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  【2】 良い労務の情報はこちらからどうぞ 4166.jp

当社では人事労務の最新情報をまとめたサイト「良い労務.jp」を開設しています。
電話番号の下4桁にちなんで名づけました。http://www.4166.jp/

毎月2回更新しています。
こちらも是非ご覧ください。


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┃1.┗┓労災事故が発生した際に必要な基本手続き
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 「会話形式で楽しく学ぶ人事労務管理の基礎講座」を更新しました。今月
のテーマは「労災事故が発生した際に必要な基本手続き」です。労災事故が
発生した際、どのように対応したらよいか基本手続きを確認しておきましょ
う。

↓会話形式で楽しく学ぶ人事労務管理の基礎講座:
               労災事故が発生した際に必要な基本手続き
http://www.4166.jp/q_and_a.html

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┃2.┗┓健康分野・環境分野の人材育成に取り組む
┃ ┗┓ 事業主に支給される奨励金
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・

 政府の新成長戦略において、健康・環境分野は重点強化の対象とされてい
ますが、その分野の成長を支え、生産性を高めるためには人材の確保と育成
が必要であることから・・・

↓このニュースの続きはこちらから!
http://www.4166.jp/news_contents_1334.html

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┃3.┗┓支店など事業所が増えた際の労働保険手続き(継続事業の一括) 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・

 労働保険は企業単位ではなく、支店や営業所等の事業所を1つの単位とし
て、適用することが原則となっています。そのため、新たに支店を開設する
ときには、本社とは別に新規で・・・

↓このニュースの続きはこちらから!
http://www.4166.jp/news_contents_1330.html

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 今回のおすすめ書式は、「休職辞令」です。休職にまつわるトラブルが多
くあることから、従業員に休職を命じる際にはこのような書面を交付するこ
とが望まれます。

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 【3】編集後記

夏休みの過ごし方はいかがでしたか?
我が家は最近ハマっているキャンプに2泊3日で行って来ました。

1週間前になっても予約が取れていなかったのですが、
やっと静岡県富士宮市の朝霧高原にあるキャンプ場を確保できました。

当日は箱根を越えたあたりから急に雲行きが怪しくなり始め、
キャンプ場に到着する直前から雨が強く振り出す始末。

慣れないテント張りを妻の叱咤を受け、キャンプ場の係りの人の助けを貰いなが
ら、ようやく完成し、フェイスブックに画像を投稿です。

すると、法人会青年部の後輩I君からこんなコメントが。

「隣にいたりして?」

えっ?と思ったのですが、富士宮市と場所が書かれてあるので、近くのキャンプ
場にいますよ、というコメントだと思っていたら、翌朝、

「おはようございます、やっぱり隣だったんですね」

と法人会のI君。

画像にはうちのテントの隣に彼のテントと車が写っていたので、分かったそうです。

彼は10年来キャンプしているそうですが、このキャンプ場はお初とか。


いやいや、世間は狭いものですね。


一緒に行ったのが家族でよかったヨカッタ(^_^;)



メルマガのバックナンバーはこちらに掲載しています。
併せてご覧下さいね。
http://www.hr-mirai.com/mail_magazine4.html

【ワクワクみらい通信】vol301はいかがでしたか。



ご感想などございましたら、お気軽にメールして下さい。
これからも「ワクワクみらい通信」をよろしくお願い申し上げます。

今日もお読み頂きありがとうございました。

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◇◇ワクワク人間力を創造する「みらい」への招待状◇◇

          ご意見お待ちしております。info@hr-mirai.com まで

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         編集発行責任者  株式会社ヒューマンリソースみらい
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                     荒木 康之
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